心のより所

おはようございます。

共は友、昨日書いたことです。人が共にいてくれることほどありがたいことはありません、これまでどれほど多くの人に勇気づけられ、安心感を持って人生を歩んで来たことか計りしれません。
先日のチャリティはその現実、本当に感謝であります。又日々の祈りも「同行二人」いつも私の心の中には御仏があります。
「より所」。
人の心はそれほど強くはないものです。「こう生きるぞ」と心に固く思っていたとしても知人や友人に否定や批判を受ければ「ぐらついてしまうのが心、情」でもあります。又現実に思いが叶わないときなども多くあります。
自分さえしっかりしていれば大丈夫、とは思ってはいても傷つき気持ちは萎えるものです。
それほど私たちは隣人や友人、知人の言動や現実で左右されるのです。
そこで大事なのがやはり「教えを吾が心とするより所」です。
友をより所としている「無意識を知り」その上で、「教えのより所を持つ」。何を「心の支えとするか」です。私は言うまでもなく「慈悲、仁の教え」です。
心は時と場所を選ばず「コロコロと飛び跳ねるもの」、飛び跳ねるからこそ「戻る、より所が必要」なのです。
人生の中で信頼を得る、ということも大事です。信頼を得るということは、批判や否定を浴びないということではありません、時にその批判や否定にどう「対処」向かい合うかが「信頼につながっていく」ことを知るべきです。
人様に信頼を得るということは「人様を否定してはならない」ということが「第一」です。
人様はどうすることも出来ないのが事実、現実。では人様と対するとき「どう在るべきか」、「どう対処すべきか」となるのです。
それは「認める」ことです。
人生は川と同じように、川は紆余曲折、蛇行してこそ大河となるのです。水は「争わず大河となる」のです。人生は否定、批判を得たとしても「争わず」そのことを「バネにして歩んでこそ」大きな道を造り信頼を得ることが可能となるのです。
「正しい反動をする」ということです。批判や否定は「大きな反動となる」ことを知らねばなりませんし、知るべきです。
批判や否定をただの批判、否定ととって「争う愚を犯さない」ことです。
そのためにも「より所」を作るべきです。より所がなければ自分の心であっても「さ迷ってしまいかねない」からです。
己の心を己の心する「より所」を持ちましょう。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。               合掌