言葉を飾らず

おはようございます。

昨日は素晴らしい快晴のお天気、今朝も気持ちのよい朝です。一日と晦日のお祈りは格別な思いをして祈っております。
最初と最後ですからやはり大切です。
以前も書きましたが「初めあらざること靡(な)く、克(よ)く終わりあること鮮(すく)なし」(詩経)。
意は、やり始めは懸命にやっても最後までやり通す者は少ない、という意味です。
思いを強くしているときは夢で胸がふくらみ、やり遂げるぞ〜という固い決意をして始めるものです。しかし日にちを経て困難さが目に見えてきたり、感じたりしてきますと、尻すぼみになってしまうことが多いのです。
これでは何度計画を立てても同じ事をくり返すだけ、やり始めたことを確かにやり遂げるという事をしない限り次には進まないという覚悟が大事なのです。
ですから一日と晦日の祈りは確かに同じであるようにと意識を強くして祈るのです。
結果を出して上手く行ったということです。結果も出さずに己の意志と行動を曖昧にしてはならず、曖昧にしますと小人に成り下がるからです。
「言葉を飾ってはいけない」。
「子夏(しか)曰く、小人の過(あやまち)は、必ず文(かざ)る。」(論語「子張(しちょう)第十九」)。
意は「子夏言う、過ちは君子も小人も共に免れぬところであるが、小人の場合は、悪いことには、必ず自分の犯した過ちをあれこれ繕い飾って、過ちのままの姿で人前にあらわすことをしない。」
これは、飾ることによって人に弁解し、己に弁解しようとしているのであろうが、実は人を欺き、己を欺くことであって、一層の過ちを加えるものであることを悟らないのであります。
先日も書きましたがこのことも志、長期目標を持たざる不幸であります。日々己の人生のために力を尽くすことを知らぬことほど不幸はないのです。
言葉は楽しいものです、心に夢も希望も勇気も与えてくれます。これは実行しなくともです、故に小人となってしまうのです。
失敗は誰にでもあります、しかし確かに人生の確立を図ろうとしている人は、かりに失敗を犯しても、気づいたら即座に改め、常に反省を怠らないのです。
月初と晦日に確かな目標と反省をすべきなのです。
今夜は「にんげん学」大阪講座、学びましょう、己の人生を全うするために。
昨日は又嬉しいことがありました、先月Sさんがホールインワンを見事成し遂げたのです。その喜びを皆さんにも、ということで記念に高級なボールを一ダースわざわざ持ってきてくださいました。
この5日は、心に華を咲かそう会・中部地区「チャリティゴルフコンペ」ですので、いただいたボールを使ってご利益に与りたいと思っています。
Sさんホールインワン誠におめでとうございました。沢山の方に喜びを分けていただき感謝いたします。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。               合掌