中途半端にしない

おはようございます。

一昨日から昨日の夕方までの一泊二日の「管理職研修」にご参加の皆さん二日間お疲れ様でした、志と夢に向かって歩んでください。
社会の役に立ってこそ会社の存続があることをお忘れ無く、多くの皆様に役に立つ製品の提供、そして一人でも多くの皆様へ貢献くださるようお願いいたします。
また心華寺「月例・幸福開運護摩祈願祭」ご参拝の皆さんありがとうございました。来月の第一日曜日の五日は「大般若経六百巻転読会大法要」並びに盲導犬育成「チャリティ歌謡コンサート」です。
大般若転読の「法の風」を受け、その上さらに「転禍為福(わざわいてんじてふくとなす)」ありがたい「経本加持」をお受けください。
また率先してチャリティコンサートへご協力くださいますようお願いします。
「情けは人の為ならず」、意は「情けを人様にかければ、巡り巡って自分によい報いが来るということ」です。この言葉は良く聞く言葉ですので皆さんもよくご存知でしょう、ではこの言葉の意味するように人様に情けを素直にかけることが出来るかといいますと、はなはだ難しいものがあるのではないでしょうか。
しかしこの意味をしっかり理解いただいてチャリティにご協力くださいますようお願いします。
6月の第2週の始まりです、先週の結果を確かにして新たな意識で今週もしっかりとお仕事ください。
「中途半端にしない」。
現在京都と大阪の「にんげん学」講座では「孟子講義」ですが、その中に「已むべからざるに於いて已むる者は已まざる所なし」という語があります。
意は「やめてはならない所でやめる人間は、何をやっても中途半端なことしかできない。」。
また「厚くすべき者に於いて薄くするは、薄くせざる所なし」。
意は「念を入れてやらなければならないときに手を抜く人間は、何をやってもいい加減なことしかできない。」。
人生には正念場と思われることがあります。正念場でなくとも先の二つの言葉は肝に銘じる必要性大であります。
ここで踏ん張らなければ、せっかく「今まで築いてきたものを失ってしまう」とか、あるいは、そこを乗り切らなければ、「新しい展開が開けない」とか、そういった「とき」であります。
孟子の「已むべからざる」というのは、それを言っているのです。
私たちは自ら叱咤してそれを確実にしなければならない「時」というものがあるのです。それを成し遂げることで「大きな自信とも成る」のです。
人間が一回りも二回りも大きく成長するのはこの「時」を乗り切ることなのです。それが出来るのは自身の「意志力」で在ることを忘れてはなりません。
「普段から何事も中途半端に終わらせない」という、自らケジメをつける意志を鍛えておかなければなりません。
昨日最終日のゴルフメジャー大会「日本ツアー選手権」でノーシードで40才の五十嵐雄二選手が見事優勝を飾りました、そのコメントは「辛くはなかった」というものです。
今まで一円の賞金も稼ぐことがなかった彼は「時」を乗り越えたのでしょう。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。               合掌