嫌わない

おはようございます。

「にんげん学」小倉講座ご出席の皆さんありがとうございました。来月もよろしくお願いいたします。来月は27日(月)になります。
今朝は7時過ぎまで目覚めることなく休みました。寝ようと思えば寝られるんだと自分で自分に感心しております。いくら朝寝坊しようと思っても普段の時間に目覚めるのですが、今朝ばかりはぐっすり。
昨日の朝のTさんの家では鶏のコケコッコ〜に起こされ子供の頃を思い出しました。ゆったりと目覚め、すべて家で作られた食材での朝食をいただき、ほのぼのとしたひとときを味わいました、Tさん又お世話になります。
今日も一日小倉に用事ですごし明日宇治へ帰ります、それで今朝はゆっくりしたのですが、今朝の目覚めも悪くなく、癖になりそうで心配です。滅多にないことだからかもしれませんが。
私は人が好きです、嫌いな人という方は余りおりません、礼を以て出会うことを心としてもおります。
嫌いな人がいないかといわれれば私も人間ですので当然おります、それは行儀の悪い人が嫌いです。しかしあからさまに態度でその人に示すことはありません。
「忌(い)めば則ち怨み多し」(左伝(さでん))。
「忌む」とは嫌うことです。対人関係でこのような感情を露骨に出しますと、人の怨みを買うことが多いということです。当然といえば当然のことです。
とは言え、どうしても好きになれない相手というのは必ずいるものです。しかし、そんな相手でも、対しなければならないのが人生とも言えます。
ではそんなときどうするか、「距離を置いて淡々と対す」です。ことさら嫌悪感を持たずに「仕事として接する」ことです。
嫌いだからといって馬鹿正直に態度に表すなどということは「愚の骨頂」なのです。
直ぐには難しいことでしょうが、訓練しましょう。自分から進んで敵を作る愚かをしてはなりませんし、第三者にあなたの欠点と受けとめられるような事をしないためにも大事です。
「忌めば則ち怨み多し」を、とくに肝に銘じてほしいのは、リーダーを目指す人や人の上に立つ人であります。リーダーが部下に対して、あいつは嫌い、こいつはいやだとえり好みをしていたのでは、組織はガタガタになるからです。
リーダーは公平な態度で部下に接しなければなりません。これはリーダーの重要な要件です。この公平原則を破る大きな原因の一つが、えり好みであります。その結果、感情的な人事がまかり通り、その無理はいつか必ずリーダー自身の身にはね返ってくるのです。
リーダーならずとも「忌めば則ち怨み多し」を肝に銘じるべきでありましょう。人を嫌っても人様から好かれるようにはならず、逆に「嫌われることの方が多くなる」ことも用心すべきです。
いずれにしても人様を嫌わず、親しむことが大事です。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。               合掌