命日

おはようございます。

昨日7月11日は心華寺開山の長沢一栄師の祥月命日です。私を叡山から見出して下された恩師。
「命日」。
26才の時声をかけられなければ今日はありません、一期一会、たった一度の出会いが今日です。
亡くなられてから毎日追善のお経をお唱えしております。「過去は戻らず、未来は来たらず、今」が人生です。
どのような現在でも今に感謝がなければ過去も未来もそして現在も無いのです。現在の今に感謝と喜びがなければ人生は虚しいといわざるを得ません。故に身近で親しい人の「命日」に確かに感謝の祈り、お経をお唱えできないようであっては自身の「命を否定しているに他ならない」のです、いわゆる「命の日、命日」です。
命日は大切な人への感謝と追善の祈りではありますが、「自分の命の存在を確かにしている日」でもあるのです。
「去る者は日々に以て疎く」が人情ではあるかもしれませんが、忘れてはならないことはあるものです。
自分の命を与えて下された両親、現実世界でいろいろな気づきを与えて下された恩師、肉体を与えて下された恩、精神世界の気づきの恩、これらはまさしく自分自身の「命に魂を吹き込んでくだされた」のです。
人間は「使命」をいただいてこその「命」です。日々使命をいただいた事へ感謝の祈りを捧げております。
そのような私の思いを知り全国からご先祖様のご回向を毎月お願いしますという方やご家庭が沢山あります。そのような方を見ておりますと「沢山の使命を受けて」繁栄されているのが驚きでもあります。
今日は第二日曜日ですので午前10時から「水子供養祭」です、どうぞお参りください。
そして明晩は「にんげん学」京都講座、「命を」学びましょう。会場でお待ちいたしております。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。               合掌