力を尽くすため

おはようございます。

昨日のお昼から今日のお昼まで日本一の書道団体の最高段位の試験が行われています。毎年行われていますが、今年は130名の方が受験、チャレンジする方はやはり良い表情です。
人生チャレンジです、やはり輝きが違います。
合格することはもちろん大事ですが、チャレンジすることで何が人生にとってプラスかと申しますと、実現するための「具体的」な「計画」そして「準備」その上での「錬磨、修練」が非常に人生にはプラスになるのです、漠然と生きるのではなく「的を絞って生きる」、チャレンジしましょう。
「力を尽くす」。
どんなに才能があっても力を発揮する具体的な「的(まと)」がなければ力の尽くしようがないのです。才能があると信じていればいるほどこの「的が必要不可欠」。
力を発揮するには「的を絞る必要性がある」。的を絞るということは「一点に力を入れる」こと「意識と身体を一体にする」ことです。
力を尽くす「集中力を増大させる」日常の訓練があります。とても簡単ですから是非行ってください。続ければ知らないうちに「集中力がつき」ます。
私たちの修行法、一千年の伝統です。
部屋に入るときも「入ると意識して一旦止まって頭を下げて」入る、歩くときも「どこそこに行くと肝に銘じて歩き出す」、仕事を行うときも「何々をやる」というように「いちいちに於いて意識する」ことです。
「漫然と行動しない」こと。
何故このことが力となり、集中力となるかといいますと、私たちの身体、感覚は「バラバラに働く」からです。「目、耳、鼻、舌、身」の五つの感覚器官はすべて機能が違います。ですから行動するときに意識をして行動しなければ「バラバラに働き」迷うだけとなるのです。
あれもいい、これもいいと、それぞれの感覚は心地よい物に引かれるのです。それではせっかくの才能があっても生かすことは叶わないのです。それぞれの感覚に引きずられて迷う人生としてはなりません。
しっかりと的を絞って継続しなければ何事の成就もあり得ないことを知りましょう。
今週はしっかりと的を絞って歩んでください。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。               合掌