逃げることも

おはようございます。

今年は雨の降り方が尋常ではないようです、昨夜も一晩中雨の音があり時折目覚めるという強い雨、被災地の皆様には心からお見舞い申し上げます。
何かあれば逃げることも大事です、戦うことばかりが上策ではありません、目標があればあるほどすべてに勝つこと、勝つことというよりも争うことは避けるべきです。
「逃げるが勝ち」。
漢の劉邦徳川家康は逃げに逃げて天下を掌握しました。逃げたのではなく勝てない勝負はしなかった、実力を知っていたということでもあります。
人生必ずしも上手が勝つのでもなく、下手が負けるのでもないのです。何が勝敗を分けるかといいますと一番には先ず自身の実力そして周囲の人の協力でしょう。
そのためにも人間としての魅力を高め磨かなければなりません。
磨く高めるといいますと何か難しいように考えますが、何も難しいことはありません。心がけ一つ、人様への接し方一つでそれが可能です。
「共にあることが喜び」という「気持ちがあるか否か」です。誰が上、誰が下ではなく「共にある事が喜び」です。
表現を変えれば「自分に無いものを持っている人を尊敬できる」といってもいいでしょう。この世の素晴らしさは何といっても「類は類をもって集まる、類は友を呼ぶ」のです。この真理がありがたく嬉しいのです。
自分の才能を以て「貢献しよう」とする気持ち、志がありますと、同じような人と出会う、というのが真理なのです。
人生は争うのが本意ではありません、争ってわざわざ敵を作るということではよろしくないということです。
才能、能力を高めようとしても一朝一夕にはいかないということは百も承知の筈です、出会いの時に相手によっては上もいれば下もいるのです、そして気の合う人もあれば合わない人も、時に志しが無ければ争ったり、衝突したりとしてしまうのです。
その時の実力で見事に対応して上を目指すことが大事なのです。人を恨まず、そしらず自分の実力を養う、そして上を目指すのです。相手が自分の実力を教えてくれたと感謝して余りあるのです。
争うばかりが脳ではありません、真実志を持っていれば愚かな争いなどはしないのです。「逃げるが勝ち」も法です。明晩は「にんげん学」小倉講座、ご一緒に心学を学びましょう。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。               合掌