言葉に責任を

おはようございます。

下関、九州地区は又今日から雨が降る予報でポツポツともう雨の音が聞こえます、災害が出ないことを祈ります。
「言葉に責任を持つ」。
先日小倉の勉強会で皆さんとご一緒に学びました論語「憲問第十四、十八条」に「子曰く、其れ言の怍(は)じざるは、則ち之を為すや難し。」とあり、
意は「孔子言う、我々は自分の言う言葉に対して責任をもたねばならぬ。責任を持てば、実行できぬ言葉を口にすることは、はずかしいはずである。然るに自分の言う言葉について一向に恥じることがなければ、それは責任を感じないものであるから、その言った言葉を実行することは困難であろう。」。
孔子の言葉は非常に厳しいものでありますが、これは当然のことでもあります。私たちは人様と話すとき「言い放し」をしていることに気づくべきでしょう。単なる会話だから、話だからといって、出来もしないことを又やりもしないことを平気で蕩々と話している自分がいます。
これなどはここに書いてある、恥じる心のない言葉を口から出しているのです。
責任も感じず、言いたい放題のことを言えば確かに話は盛り上がり楽しいかもしれませんが、それによってあたかも自分が出来るかの如く錯覚を起こすことがよろしくないのです。
孔子はそのことを戒めているのです、言葉によって思考を組み立て、知識を学び技術を磨いている私たちです、言葉に責任を持たないようであってはいくら言葉でああだこうだと言ったとしても自分の人生を築いていける道理はないのだというのです。
どのような場所であっても自分の言った言葉に責任を持つという事は自分の人生の確立を図ることだということを確かにすべきなのでしょう。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。               合掌