関心を持つ

おはようございます。

7月のご愛読ありがとうございました。7月は月初から大きな法要が続き全国の皆様にご協力、お参りをいただき感謝申し上げます。
また大雨の被害も各地で続出し心よりお見舞い申し上げます。一日も早いご回復をお祈りします。出来ることで出来る限りの力で復旧のお手伝いをいたしましょう。
「関心を持つ」。
人生を豊かにしようと考えたとき方法はいろいろな事があると思います。私は周囲に「関心を持つことが大事な心がけの一つだ」と考えております。
「我れ以外すべて吾が師なり」とは作家の故、吉川英治の言葉ですが、全くその通りで、身近な人から何気なくすれ違った人まですべて「師である」のです。
どんな人にも「見習うべきものがあり、見習ってはならないこともある」のです。
関心を持つという事は「心を奪われることではありません」、
論語「述而第七」二十一条に「子曰く、三人(さんにん)行(あゆ)めば、必(かなら)ず我(わ)が師(し)有(あ)り。其(そ)の善(よ)き者(もの)を択(えら)んで之(これ)に従(したご)う。其(そ)の善(よ)からざる者(もの)にして之(これ)を改(あらた)む。」
意は「孔子言う、三人の人が同じ道を歩いて行く、その極めて少人数の、しかも日常の行動の中にも、必ず自分の師とすべき道を求め得られるものである。三人の中、一人はおのれ、他の二人は甲と乙として、甲が善であり、乙が不善であるとすれば、二人の中、善なる甲を択んでこれに従い、不善なる乙を見ては、我が身に反省して改めて行けば、そこに師はおのずから求められる。」
これは、賢を見ては、斉(ひと)しからんことを思い、不賢を見ては内に自ら省みる(里仁篇)と同義であります。
関心を持つことで自分を高めることも戒めることも出来、また世間を広げることも出来るのです。井の中の蛙に陥る危険性も少なくなるのです。
7月の最終日しっかりと周囲に目配り気配りをして関心を持ち今日一日を過ごし今月を締めくくりましょう。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。               合掌