精神

おはようございます。

8月、今月もよろしくお願いいたします。
毎日挨拶が出来る、一ヶ月無事に過ぎる、幸せなことです。日々為すことがあることに感謝しなければなりません。
私は本来ずぼらな人間ですので「命令指示があることを好みます」。でなければこの年令まで歩んでこれなかったであろう事は間違いがないと感謝ばかりです。
命令指示があったお陰で様々なことが出来るようになったからです。そして人様の素晴らしさを知りました。このことが一番です。
一日を呆然と過ごすことほど罰当たりなことはなく、さぼることを考えることほど悪はないのです。
「精神」。
7月は私の恩人の方お二人の祥月命日があり、昨日が愛宕寺の先代住職、11日が心華寺の初代住職。
昨日は愛宕寺の先代住職の祥月命日法要を済ませて宇治に帰ってきました。
そんなわけですので毎年8月は新たな気持ちでむかえます。
心華寺も愛宕寺も全く血のつながりのない人が創設した寺です、法のつながりで二代目を受け継ぐこととなりました。
双方の寺を受け継ぐに当たって精神としたことは「道心の中に衣食あり」です。道のために生きる。
口を糊するために生きるのではなく法のために生きる。何か格好の良いように聞こえますが、山の物とも海の物とも定かでない私を跡取りとして認めてくれたわけです。人様が褒めてくださり、評価してくださるようなことは何一つ証明していない、成果を出していない私です。
そんな私でも「法に沿って生きることは出来る」と考えたのです。
自身が食べるため、自身の身を飾るためには歩まないということです。
ひたすら寺を維持し守る、次代へ引き継ぐために守っていく、そして多くの人様が修業できるような場作りをしようとのみ考えたのです。
お陰様で毎年祥月命日を迎えて心を新たにして、私自身が活動できる場を与えて下されたことに感謝するのです。
荷物を背中に乗せてくださらなかったら罰当たりな人生をきっと送っていたことでありましょう。
明日は心華寺の「月例・幸福開運祈願祭、並びに盆施餓鬼法要」です。ご一緒にご先祖に感謝し、そのことを幸福と感じ、さらなる開運を致し多くの人に貢献いたしましょう。
今月もよろしくお願いいたします。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。               合掌