じっくりと

おはようございます。

昨日夕方に研修生の皆さんは元気にお帰りになりました。少年少女親子塾に参加の子供達も元気に取り組んでいます。
「長考」。
親子塾での方向、指針は「一、正しい物の観方。一、正しい物の考え方。一、正しい言葉遣い。一、正しい規則生活。」を大きな声を出して一人ずつ唱和します。それと「孝経と論語」の音読を行っています。
この二つを主として二泊三日進めております。ねらいはどちらも声に出して唱和することで潜在意識にインプットししっかりとアンカーし意識とすることにあります。
行動したとき無意識の中にも正しい行動を取って欲しいと念じているからです。自他を正しく利するために無意識という意識の中に音読することで意識させるのです。
孝経は親が子を子が親を大事にする要道が説かれています。子供は意を解さずとも魂が理解するのです。
そして何よりも一番なのは音読するには時間を要するということにあります。
昨今の人の多くは「長考」じっくり人生を考えるということが無いように感じられます。故に少しのつまずきで自信を失い、せっかくの人生を虚しくしてしまう。
人生何度も失敗するのです、それは失敗ではなく、へこたれない自分を作るためです。思いやりを持つ人間性を作るためです。
人生成功の秘訣の一つは「己に顧みることにある」のです。
正しい物の見方をすることができればやる気を失わず、己に反省をして、人を怨ます、世間を怨まず明るく楽しく人生を歩むようになるのです。
そして人を大切にする心も養われるのです。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。               合掌