気骨

おはようございます。

今夜は「にんげん学」東京講座、しっかりと朝のお護摩を修して出かけたいと思っています。
仕事や人生に行き詰まり感が生じる一つの原因に「気骨の無さ」が考えられます。
「気骨」。
平安なときや、順調なときにはほとんどの人が何をやっても上手く行きます。しかし一旦歯車があわなくなったり、おかしな具合になりますと「気骨のあるなし」が問題となるのです。
状況がせっぱ詰まっているにもかかわらず何も変わらない、換えられないということは「気骨がない」からです。
気骨とは「気構え」です。気ですから見えようがないのですが、この見えようがないはずの気が「覇気」となって「行動となって」周囲には感じるものなのです。気骨というものは「自己責任感」でもあります。
自分の人生ですから自分の行動に責任を持つという事は当たり前のことであって、物事が上手く行かなかったからといって人の所為や社会事情のせいにするということではいけません。しっかりと責任を取り結果を出すことが気骨でもあるのです。
駄目になっていく会社は、あいつが、こいつがといった如く責任を取る人間がいない、文句は言っても何の解決の工夫も持ち合わせていないのが気骨の無さの証拠でもあるのです。
私たち人間は骨格という確かなものがある故に肉がつき形となっていき、力を養うことも出来ていきます。それほどに「骨格」というものが大事なのです。
気骨とはまさしく「人生のイメージの形、イメージの骨格」なのです。この形「骨組み」を意識して人生に向かっていくことが気骨であるのです。
内面の意識の中を確かにせずしては肉付けのしようがないのです。肉付けしようとする強い「意志力」も生まれないのです。
給料が良ければ、安定さえあればと外の世界に自分の人生を求めて職業を選んで、不安定になればどうなるかといえば、自身の「気骨、気構え」が無いわけですから、「人生ペシャンコになって当然」なのです。
人生は誰の人生でもありません、確かな自分の人生です。しっかりと気骨を持って確かな肉付けをしていきましょう。
そうすることで多くの人の信頼も得られるのです。東京地区の皆さん今夜もご一緒に「気を学びましょう」、会場でお待ちいたしております。
いくら知識を学んでもその知識を生かすには安定した仕事があってこそです。確かな気骨を持って安定した仕事を作ろうという責任感を持てる人間とならなければいけません。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。               合掌