言葉を大切に

おはようございます。

「にんげん学」東京講座ご出席の皆さんありがとうございました。お盆休み中にもかかわらずご出席をいただき嬉しく思います。
残暑が厳しくなると思いますが来月も元気にお会いしましょう。
駅はどこでも子供連れで賑やかなことです。不況だなんだかんだといっても子供にせがまれれば親はかわいい子の言うことを聞いてやる、それも愛情です。
64回目の終戦記念日、亡くなられた多くの皆様を悼み手を合わせます。争いは大小にかかわらず良くないことです、私たち一人一人が争うことをしないようにすれば大きな争いにもならないのです。
「言葉を大切に」。
論語為政第二、十三条に「子貢(しこう)、君子(くんし)を問(と)う。子曰く、先(ま)ず其(そ)の言(げん)を行(おこの)うて、而(しこ)うして後(のち)に之(これ)に従(したご)う。」
意は「子貢が君子の態度について質問した。これに対して孔子は、君子は実行を先にすべきものである。あることを口にしようと思えば、まず以てそれを行いにあらわにし、その後いうべきはいうものである、と教えた。」。
之に従うとは、言葉が行いについて行くことでありますが、ただ言葉の先に行いのあることを示すのが主眼で、行った事を後から「必ず口にする意味ではありません」。
このことは人を育てるときの大切な一つの要道でもあるでしょう、お手本を示してから説いてやる、しかし先にも書きましたが行ったからといって必ずしも口に出して言うことが良いとは限りません、説明しすぎや、口うるさいのも考えものだからです。
お子さんを育てるにも同じです、口が先ではなく、行動が先を大切に躾をしてください。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。               合掌