善言往行

おはようございます。

昨日は午後4時過ぎに寺に戻りました。縁は異なもの味なものといいます、この言葉は男女の縁を言ったもので「男女の縁はどこでどう結ばれるかわからず、不思議でおもしろいものであるということ」ですが、人生の出会いも同じです。
だからこそ出会いには心すべきであり、どのような人に対しても同じスタンスで出会うように私はしております。
「善言往行(ぜんげんおうこう)」(易経)。
後悔先に立たず、人生は反省はしても後悔しないという在り方を私はしております。なぜならば失敗をしようとして歩んではおらず、自分の人生を確立するためです。この道を歩めば確かに目標につくと考えて歩んでいます。
先の言葉は易経にあり「善言往行(ぜんげんおうこう)を識(しる)して以てその徳を蓄(やしな)う」と続きます。
「説得力をもった人間となるために」は、それなりの「徳を身につけなければなりません」、では徳を身につけるには、どうすればよいのでしょうか。
その一つの方法が「善言往行」だと易経ではいうのです。
善言往行とは、すぐれた古人の「言行」であります。それを目標にして、一歩でもそのレベルに近づく努力をすれば、自ずから徳が身についていくのだというのです。
日常話している言葉でさえも古人が大成したものです。このことを知ったならば、いたずらに言行録を読まずに「言行一致するんだ」という迫力で努力すべきなのです。
自分を鍛える上でこれは非常に大切なことです。
今夜は「にんげん学」一宮講座、共に先人の語録を読み徳を身につけましょう。会場でお待ちいたしております。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。               合掌