道を歩む姿勢

おはようございます。

8月最終日そして週の始まり、今月の締めくくりを確かにして新しい週と新しい月の予定をしっかり立てましょう。
目標があった方が確かに歩むことが出来ます。的を作れば力も入れやすく修練もしやすくなります。何よりも自分を確かに出来ることがよろしい。
「君子の道は射に似たる有り」。
この語は中庸にあり、中庸、第九章に「子曰く、射は君子に似たる有り。諸(これ)を正鵠(せいこく)に失えば、諸を身に反求すればなり。」。
意は「孔子言う、射の技は、ちょうど君子の道に似ている点がある。射では、矢を射て万一的に中らなかった場合には、その原因を射者自身の上にふり返って省み求め、責めを他人に帰するようなことを決してやらないからである」。
人生を歩むということは全くこの通りでありましょう。目標を確かにするからこそ知識も得、技をも磨き高めていくのです。時に願ったとおりにならなければ反省し、反省するが故に進化し、事の成就がなるのです。
自己省察が出来ないのは目標がないからで、目標がないから進化もないことを知るべきでありましょう。事のならない原因が外にある場合もありますが、その「多くは自身にある」のです。
人生の確立を図ろうとする私たちは責任を他に求めるようであってはならないのです。
毎月同じ悩みをくり返しているのであるならば目標を確かにすべきであります。
今月のご愛読ありがとうございました。明日は「にんげん学」大阪講座、月初から学びのスタート、来月もよろしくお願いいたします。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。               合掌