蟻の一穴から

おはようございます。

長月、9月今月も宜しくお願いいたします。
9月は台風のシーズン、今年はこれまでに台風のような豪雨や風が頻繁にやってきていますので一層心して用心いたしましょう。
台風のせいでしょうか、それとも選挙のせいでしょうか、昨日はずいぶん涼しい風が吹いて久しぶりに自然の風を部屋に入れ気持ちよく過ごしました。
さて今月も新たな気持ちでスタートです、そのために昨日も書きましたが日頃の反省、総括が大事、総括してこそ次の対策が可能であり、また今日のことは今日の中に、感覚に残っている間に修正をして決着をつけてこそ適切な対応が出来ます。
何事の成功も準備と修練がものをいうのです。
「蟻(あり)の一穴から」。
自民党の大敗、これは人ごとではありません、私たち大望を抱く者として心しなければならないことです。
「千丈の堤(つつみ)も螻蟻(ろうぎ)の穴を以て潰(つい)ゆ。」(韓非子)。
意は「千丈もある高い堂々たる堤防も、螻(けら)や蟻(あり)の掘った小さな穴からくずれてしまう。」ということです。
ですからどんな細事も見逃さないで、早め早めに手を打ち、禍を未然に防がなければならないのです。そういう心構えがなければ、とうてい大きな仕事を成し遂げることができないということです。
老子も「いかなる難事も容易なことから生じ、いかなる大事も些細な事から始まる」といっています。
些細なことだとつい油断して対策を怠れば、やがてそれが大事件となって、取り返しのつかぬ事態を招くこととなるのです。
心してコツコツと目標に向けて小事を積み重ねていけば「大と為す」のです。
今夜は「にんげん学」大阪講座、夢、大志を成就するためにも学びを怠らず工夫しましょう。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。               合掌