鏡となる

おはようございます。

昨日も秋晴れ、真っ青な空、浮かんでいる雲を見ますと何か心が穏やかになります。涼しくなってきたせいもあるでしょうがさわやかです。
気持ちとはやはり大切なのでしょう。
生きる、ということも同じように「気持ち一つで」大きく人生が変わってきます。
生きることだけを考えれば虫も、犬もあらゆる生物は生きているわけです。
私たち人間は考える、という気があります。そう考えますとやはり「生きることが大切なのではなく、善く生きることが大切なのだ」ということが観えてくるはずです。
努力をするならば、善く生きるための努力をして生涯を「生ききりたい」ものです。
率先して努力をすることで常に我が身を振り返り、不満や不平を外に対して持つことがない、この一点だけでも善い人生、幸せな人生ではなかろうかと思うわけです。
嫉んだり、うらやましがったり、人を非難したりすることで己の心を騒がず事ほど愚かに生きる人生はないでありましょう。
それよりも自分が自分のために善い人生と為すために努力する人生でありたいと思うのです。
「お手本、かがみとなる」。
明治天皇が「世の中の 人のかがみと なる人の 多くいでなむ 我が日の本に」という素晴らしい歌をお読みになっています。
日本人一人一人が「人のかがみになるように」ということでしょう。
私たちには沢山のお手本になるようなすぐれた人や先人は大勢います。又私たちも次代の人たちへのお手本になるようでなければいけません。
善い人生を生きるために歴史から学ぶという方法があります。過去現在未来と永続しながら繁栄していくことは間違いがないからです。
お手本を確かにして親から子、子から孫へと善い生き方が継承されるようにすることが大事です。そのためには先ず自分自身が「お手本を持ち手本となす」ことです。
今夜は「にんげん学」一宮講座、論語から高い精神性を学び、知識の重要性、技術の重要性、それを何に用いるのかの目標を確かにいたしましょう。
より豊かに、より高くと善い人生を願うのであれば、すぐれた人をお手本、かがみとして「まねる」ことで達せられるのです。それが真の「まねび、学び」なのです。
お手本を「まねぶ」という心構えを持てば人間は変わっていくのです、そして気構えとなり、いつしか目標に達するものなのです。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。               合掌