蘇生

おはようございます。

夜明けは遅くなり日暮れは早くなって朝夕の暗さが際だつようになりました。人生の行く末に闇を感じることはいただけませんが、暗さそのものは好きです。
暗いお堂で一人お勤めをする、肉眼で見えない中で未来をイメージすることが好きなのです。ローソクの灯りを見つめて集中する、護摩の炎を拝み集中する、一体となることで日々生まれかるように思う、このことが好きなのです。
「日々の蘇生」。
祈りの素晴らしさ、凄さは何といっても「新たな活力が湧く」ことです。「希望に精神が満ちあふれる」といってもいいでしょう。
道理という概念の中に「気持ちが充満しあふれ出す思い」、道理は「私情、私が無く」、祈り続ければ必ず「道を得る」のです。
続けられないのは私が私に敗れたからであって、私心を捨てて道理を歩み続ければ良い結果は必ず掌中に得るのです。
道理に添って歩みますと、歩んでいる人を道理として又多くの人が生かすのです。何故かと言えば道理は私心、私情がないからです。ですからその道理を我が物とする人を人は道理として用いるのです。
日々祈ることは一日の在り方を「イメージ」し確かに歩むためなのです。道理の言葉は「力強く、勇気がわき出てくる」のです。
皆さんも周囲が見えない中で祈りの言葉を口にして見てください、確かなイメージが湧いてくるはずです。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。               合掌