自分に反省する

おはようございます。

「にんげん学」京都講座ご出席の皆さんありがとうございました。「孟子」の修養論、心に響きました、「何事も自分に反省する」、簡単な言葉ですが、難しいことです。
結果が思わしくなければ結構人の所為にして反省をしないのが私たちでもあります、大いに反省し修練しましょう。知ったとしても修練が無ければ生かすことは叶いません。
又反省がなければ同じ過ちを犯すのが相場です。
「己に求む」。
対人関係が上手く行かなければ「思いやりが足りなかったことを反省する」。部下が言うことを聞かなければ「部下を理解していないことを反省する」。礼儀を尽くして相手が返さなければ「己の尊敬の足り無さを反省する」。事が上手く行かなかったならば「己に省みる」ということを孟子は言うのです。
人様を云々することは簡単なことです。しかし事がならなかった場合には先ず自分を省みて修養することが大事だということです。
お互いがこのようであれば切磋琢磨して何事も良い方向に行くのです。
来月まで音読をして修養論を味わってください。来月もお会いいたしましょう。
今朝は昨日からの雨が音を立てて降っております、雨音をリズムとしてお勤めをします。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。               合掌