基本がぶれない

おはようございます。

「にんげん学」東京講座ご出席の皆さんありがとうございました。昨夜の話は内面、心情の話で難しい条でしたが、日常的によくある話でもあります。
功名心に奔り悪に手を染めてしまう、よくよく心しなければならない話です。また自分の嫌な仕事を上手いことを言って部下や同僚に任せてしまう、ずるい気持ち、これまた私たちの持っている情です。古典を読み自分の心と対峙する、大切なことです、来月もお会いいたしましょう。
「基本がぶれない」。
感覚的な喜びというものにどうしても引かれがちな私たちです。内面、心の喜びに目覚めなければならないことは分かっていてもです。
表面の喜びに引かれるのは何故かと言えば、基本を忘れているということです。基本を忘れてしまいますと、土台を失いますからあっという間にこれまでに築いてきたものが崩れ去ってしまうこととなります。
昨日新幹線の車窓からは富士山の裾野が見えるだけでした、上は雲に覆われてほとんど見えません、しかし富士山くらい高い山ですと裾野だけでも富士山とわかります。
このように一番美しい部分は見えずとも基本、土台がしっかりしていれば、見る者をして存在の確かさを感じさせるのです。
人間も表面的な感覚にばかり惹かれることなく在れば、基本を失わず、しっかりとした人間の土台が築かれ存在を危うくしないようになるのです。
日々内面、基本の修練を忘れないようにしましょう。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。               合掌