絶頂の用心

おはようございます。

昨日は定期検診で病院へ行ってきました。持病の方は良くなってすこぶる良好ですが加齢によるものが少し出ているようです、まぁこれも通院しているお陰で予知できることなのでしょう。
「絶頂の用心」。
菜根譚185条に「絶頂の用心」というものが出ております。
「富貴の地に処(お)りては、貧賤の痛癢(つうよう)を知らんことを要し、少壮の時に当たりては、須(すべから)く衰老(すいろう)の辛酸(しんさん)を念(おも)うべし。」。
意は「富貴の身分にある時は、貧賤の境遇にある人の苦痛を知ることが必要であるし、若くて肉体的にもさかんな時には、年老いて衰えた人のつらさを忘れないようにすべきである。」。
この通りですね、富貴はどの程度を富貴というのかは別にして、どのような立場にあったとしても自分よりは物質的に豊かでない人も又立場的にも実際おるわけです。
また人は必ず年を重ね老いていくのが道理で、お経にも地獄に堕ちた人が閻魔大王に問いただされる場面があります、「生きているとき老人という天使に会わなかったか?」と、
私たちは人生を生きる上において様々なお手本とする人や事柄に出会っているはずです、時に「人としてどうあるべきか」を思い考えることが大事なのです。
今夜は「にんげん学」東京講座です、ご一緒に心を学びましょう。会場でお待ちいたしております。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。               合掌