自然体で

おはようございます。

「にんげん学」東京講座ご出席の皆さんお寒い中ありがとうございました。来月は本年最終の講座です、どうぞ万難を排してご出席ください、その上で新年を迎えるように致しましょう。
お寺の木々も色づき新幹線の車中から眺める遠い山並みも色が変わっておりました。一年の間に様々な様子を自然は見せてくれます、私たちも一年を通じて変わっているのでしょう。
「自然体で」。
自然は計らいがない故に美しいのかもしれません。自然体であるように私たちも欲を出さずに見返りを願わず人様に喜びを与えられればいいですね、精進しましょう。
そのためにも「心学」は大事です。心を練り上げるということは上手下手の世界に生きるのではなく、また出来不出来の世界で生きるのでもありません。精一杯生きることを「知る、悟る」学です。
何物かに行き詰まるとすればこの「二元的価値観によるもの」であります。
寺からJR宇治線に乗って京都駅まで出るのですが、京都駅の一つ前の駅は「東福寺」という紅葉の名所、この小さな駅に沢山の乗降客があるのも自然の変化を楽しむためでしょう。
自然に変化が出来れば人間の魅力が増し、人気も出てくるのです。淡々とそして情熱的に己の分を知って進化したいものです。そのためには己の心を外に奪われず確かに己を磨くこと。
二元的な世界に心を奪われればこそ継続がならないのです。継続できなければ進化もないのです。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。               合掌