耳学問

おはようございます。

「にんげん学」小倉講座ご出席の皆さんありがとうございました。今年も来月の勉強会で最後、終わりよければすべてよしと為すように来月のご参加をお待ちいたしております。お体大切にお過ごしください。
耳学問の大事」。
私たちは自分で学んだりすること以外に耳や目から入ってくる学問があります。このことの素晴らしさは「人の考え方や在り方を学ぶことができる」ことです。そこで何が大事かといえば「疎かに視たり聴いたりしないという心がけ」。
なぜなら耳学問、目学問でも「人は上達する」からです。
耳学問も目学問も「感応した」教訓、事柄を、「心身という生きている己の器に納め」、朽ちさせず、常に「活用する準備」をし「心の中で練り上げることができる」のです。活用とは「応用すること」です。
人との出会いを虚しくしては何も得られません。己の「真実の利は何か」ということを明快にしていなければ出会いを虚しくするのです。出会いから何も学べないということではあまりにも「もったいないこと」です。
出会いから学ぶことが出来ない故に永続的な縁、継続する縁ともならず、それは自身の思考の継続性のない証でもあるのです。一貫性のない思考からは何も生まれる道理はありません。
今日を虚しく生きることは「未来を虚しく生きること」にもなり、「明日の飛躍」などは到底あり得ないのです。
せっかくの縁を台無しにすべきではありません、人様から世間から大いに学びましょう。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。               合掌