目標があるから陥ること

おはようございます。

明日から誠澄が一週間の「断食・断水・不眠・不臥の行」に入ります。満行は12月6日、満行当日は皆様に「お加持」をいたしますので是非当日はご参拝の上お加持をお受けになり「がん・中風・ぼけ封じ、諸病退散」をお祈りください。「健康は最高の富」、心身の健康がなければ何事の成功もありません。
行者が身命を賭して取り組んだ修業、一番霊力がある時、心身が苦しければ苦しいほど行者は純粋になり、心身が透明感を持つのです。この好機を逃さずお加持をお受けくださいますよう。
「目標があればこそ陥ること」。
「目標、目的を持つ人が陥りやすい過ち」があります。何かと申しますと「視野狭窄(しやきょうさく)」です。あまりにも目的を真っ直ぐに思い詰め、見つめ過ぎ「左右、足下、部下の人の感情を軽視しがちになる過ち」、いわゆる周囲が見えなくなることです。
このことに心すべきであります。
このことは誰にでも起きることであって、上手く行っているときも、うまく行ってないときもこの両極なればこその要注意です。
目標に真っ直ぐに歩むことは大事なことですが、視野狭窄に陥るときのあることを知っていなければなりません、視野狭窄に陥らないために客観的に「理から見る目を持つ」ことが大事です。
視野狭窄に陥るのは「情念」から生じるからです。情理のバランスを確かにする。難しいことではありますが、反対意見を耳にしたとき「シャットアウトせず感情で聞かず」におれば対策を講じることは可能です。
情熱的になればなるほどこの過ちに陥りやすいのです。いわゆる聞く耳を持てなくなる。又落ち込んでいるときもこれまた同じで、人の意見を聞き入れなくなるのです。
何れにしましても「目標、目的を明快に」すればこそ「困難や障害が出てくる」わけですから、時に目標達成のためには一層人の意見や見解を入れるべきであるのです。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。               合掌