一つのことを

おはようございます。

私たちの心というものは「コロコロと動き回るもの」、外に心を奪われるのが「心だ」といってもいいかもしれません。
だからこそ「一つのことを続ける意義がある」のです。
「一つのことを」。
心が「動き回るものだ」ということを知らずに何物かに集中して、気が散ったり、迷ったりしますと、「何で集中できないのだと悩むようになる」のです。
迷うもの、気は散るものと知って「一つのことを行うことで人生を完成させる」ことが人生でもあるのです。
心のことを知って一つのことを行うようになりますと、今度は気が散ることや迷うことが幸いするようになるのです、これが又不思議なことでもあるのです。
気が散る、迷うということは「情報に目を向ける、外の世界を見る」ということでありますから、「一つのことの発展のためのヒントを得る」ということにつながっていくのです。
迷うもの、気は散るものと知らずして行動すれば何物も得ることが無く翻弄されるだけのこととなるのです。
誠澄は今日から一週間の「断食・断水・不眠・不臥に入行」します。このことは気が散る物、迷うものと知っての入行です。
心のメカニズムを知り、迷うからこそ「一つのことが重要になる」のです。人生は甘いものではありません、大事な人生を意義あるものとするには確かに「一つのこと」をやり続けることが重要なのです。
己の人生を駄目にするのか、意義あるものにするのかは「己の心を知る」ことが大事なのです。
「玉磨かざれば光なし」です。「玉磨かざれば器と為らず」ともいいます。素晴らしい人生を盛ることの出来る私たちです、磨きましょう。そのためにも迷うことを、気が散ることを知るべきです。そして「人生どうあるべきかを知ること」です。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。               合掌