失敗から学ぶ

おはようございます。

本年最後の「にんげん学」京都講座ご出席の皆さん年末の慌ただしい中ありがとうございました。
字の如く「心を荒らすことなく」確かにお仕事を為され「自身の時間を作られ」たからこそのご出席だったと喜んでおります。
新年は京都・大阪並びに各地の「にんげん学」ご出席の皆さん方を交えて心華寺での開催となります。日時は新年1月17日(日)午後2時となっております。どうぞ新年の一歩、学びを確かにしていただきますよう。
「失敗から学ぶ」。
誰しも失敗を念じておられる方は無いでありましょう、これは当然のことです。しかし間違いや失敗は歩んでいる以上つきものであります。
失敗や過ちを犯したときに取る重要な態度、姿勢があります。何かと申しますと、失敗や過ちを「素直に認める」ということであります。
例えば普段歩く道にくぼみが出来たとします、このような現実は誰しも認めるでありましょう。ではそのくぼみをどうするでしょうか?、「埋める」であります。この行為も又誰しもが当然行うことではないでしょうか、でなければ安心して歩むことが出来ないからです。
人生もこれと同様です。失敗や過ちを道路のくぼみと受け止め、素直に穴埋めを行うべきなのであります。自身の失敗は「過てば改める事に憚(はばか)ることなかれ」です。せっかく強くなれるチャンスを逃してはならないのです。
失敗や過ちを認めるということは「己を低んじる・謙虚になる」ということであり、物は高きより低きに流れるのが道理で、認めることで低んずれば必ずや大きなチャンスがまた来たるのです。
逆に穴を埋めずに歩めば又同じ過ちをくり返すこととなるのです。
日々チャレンジしているのが私たちでもあります。知・仁・勇は「三達徳」、物事を知り、そして人のために行う、その行動は勇気を持って当たれば全てに「達する」こととなるのです。知る勇気、思いやりを実践する勇気、知るとは自身を知ることが最も重要なことです。
その勇気は誤ったことを認める、失敗したことを認めるという勇気が一番の勇気でもあるのです。自身の人生に勇気を出さずしてどこで勇気を出し発揮するのでありましょうか。
失敗や過ちをしておきながらそれを認めようとせずに、言い訳をするようであっては進化は望めず、事に達するチャンスも逃すのです。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。               合掌