感覚の喜びに注意

おはようございます。

昨日は冬空で寒い一日でした。年末で気を引き締めていますので風邪などは引かないと思われますが、室内の暖房の暖かさと外気温の温度差に十分に気をつけてお仕事下さいますよう。
「感覚の喜びに注意」。
私たちはややもしますと行動していなかったり、行動が出来なかったりしても、ただ単に知識として知っているというだけで平気で大言を発することをします。
人様は話の腰を折ってはいけないと話している人を気遣って黙って聞いてあげますから、更にこのような人は話を受け入れられたと錯覚して一層大言を吐くようになります。
大きな話をすることはそれはそれは楽しいことなのです。しかしこのような楽しさは「感覚の楽しさ」であって、「心からの喜びではない」のです。
しかし人間の喜びは「心の喜びより、感覚的喜びに惹かれる」のです。この「感覚的喜びに要注意」用心すべきです。
人は現実に悩んでいたり、苦しんでいたりしても何故行動思考を変えられないかと申しますと、この感覚的喜びに「心が支配されている」からです。
心の中では「変えたい、変わりたいと叫んでいるにもかかわらず」チェンジできないのが私たちでもあるのです。
そして悪い世界を「堂々巡りをする(同じ事を何度もくり返すこと)」のです。
では堂々巡りをしないために「心的喜び」はどうすることで可能となるかですが、それは「心学を学ぶ」です。
人として「どうあるべきか」を学ぶことで「心身共に喜ぶ素地が出来上がる」のです。
私も心的喜びよりも感覚的喜びの方が勝っております。これは誰でも同じ事です。また感覚は勝っていなければならないのです。勝っていることによって大切な「心を守っている」からです。
外の世界を敏感に察知するのが感覚です、感覚で察知し行動をどうするかが「意志力」なのです。自分の意志を確かにし心身共に喜ぶような人生と為すためには「心学、古典」から行動哲学を学び身につけることなのです。
私たちは自身の中に温度差のあることを知り、確かな人生を歩むことが出来るようにしなければならないのです。
己の言葉を大切にして、大言壮語を放つのであれば、一人静かに学んでいるときに「自分自身に言い聞かせるべきです」。それが出来ずに大きな事を人様の前で発すれば自分だけが喜び、聞いていた人たちは冷めてしまい、対人関係においても温度差が出来てせっかくの縁を失ってしまいかねないのです。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。               合掌