親しむ

おはようございます。

今朝は心華寺で書き込んでいます。冷たい雨が降っています、北国は雪ではないでしょうか、大雪でなければと願っております。
昨日で新幹線も乗り納め、今年もずいぶんとお世話になりました。昨日小倉を発つときは真っ青な青空、快晴の中新幹線に乗り、断食の後、天がはなむけを下されたように一人感じ微笑みました。今朝の冷たさは気を引き締めるために与えてくれたのでしょう。
何の事故もなく感謝です、時間通りの発着もすごいことだとこれまた感謝しております。仕事だから当たり前だと何も思わずに乗っていたのでは罰が当たるでしょう。
旅をしておりますと色々な感動シーンにお目にかかります。感動と言いましても自分だけが感じることで、このことが以外と自分の心にしみじみと感じプラスになっていることが驚きでもあるのです。
そして親しめば親しむほど人様は親切となるということも実感しております。挨拶は字の通り「先ず自分が心を開いて、相手に迫る」ことだと実感です。
そのような気持ちで名前を覚え、名前を呼び合ったりしますと一層の親近感が湧いてくるのです、これも当たり前と言えば当たり前なのでしょうが、名前を呼ばれる関係だけなのに、自分の世界が出来た、存在感を感じ喜びとなっているのが不思議な気持ちでもあります。
「親しむ」。
親しむことに「親しむ」ことが大事です。親近感を以て人様と接することで人生大きな展開があります。春風接人(しゅんぷうせつじん)、春の風のように人様と接する、こう在りたいですね。
親しむということは、どなた様にでも「思いやりを以て接す」ることで人生を全うすることを「人生と」するのです。
それでも人様から受け入れられないときもあるでしょう、しかし人様を信じ、親しんで歩むことの方が人生何十倍も楽しいはずです。
私はこのように思います、何故ならば御仏の慈悲は「どのような人に対しても信じ親しんで導いてくださる」のです。
人様を疑うほど虚しいものはありません。年末を楽しく過ごしましょう。今年も今週の4日で終わります。
今日は寺では餅つき、餅つきといいましても電気餅つき器ですけどね、丸めるのはもちろん手です、誠澄が皆さんからお供えいただいた気持ちをまあ〜るく、まぁ〜るく人生が在りますよう念じて丸めるのです。
きっと来年も素晴らしい心の鏡に御仏が映し出され素晴らしい幸せをいただくことが出来るでありましょう。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。               合掌