相変わらず

おはようございます。

早いですね、今年も今日で一週間、確かに日々を歩みましょう。
温泉は温まってよろしいですね、大きいということもあるのでしょうが、元来私は烏の行水、最近はゆっくりと浸かるということを意識して心がけております。
大きいお風呂は結構体力を使うようです、お腹がずいぶんと空くのと、温まるせいか身体の動きが緩慢になり、ゆったりとしたくなり、それで一層心身がリラックスするように思います。
お寺から小一時間の温泉地ですので又出かけたいと思っております。部屋から拝むことができたご来光が最高でした。正月明けで客も少なく静かにのんびり出来ました。
今日夕方に下関に入ります、明日午後2時から「年賀式」で愛宕寺の信者の皆さんと新年の挨拶を交わすためです。
「相変わらず」。
新年の挨拶に「相変わりませず」という言葉を用います。変わらないお付き合いは難しい事かも知れません。自分の口で言うのも何ですが、私は沢山の方と結構長いお付き合いをさせていただいております。
長くお付き合いをさせていただく基本はやはり「尊敬」です。「尊重する心」が無ければ長いお付き合いは先ず無理でありましょう。
人様と衝突し縁が切れてしまう原因は「我を張る」からが一番多いのではないでしょうか。ある程度お付き合いを長くしますと知らず知らず「甘えが出て」しまい、「分かってくれるだろう」という無意識の気持ちが働くようになってしまうのです。
「知とは、人を知ることだ」と孔子は言っております。知とは「相手を知ること」であるのです。ただ単に知識を得るのではなく、人様の言葉や行動から「察して相手を知ることが知」であるのです。
ところが尊敬心がありませんと、人様との「距離を取らなくなる」のです、いわゆる「親しき仲にも礼儀あり」を欠いてしまうのです。
「一歩引き、一歩を譲って、相手の心に配慮しなくなってしまう」のです。これが縁を切る原因なのです。
どうぞ相変わらないお付き合いをするためにも「尊敬心を失わないよう」にいたしましょう。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。               合掌