三身

おはようございます。

先日今年初乗りの新幹線で嬉しいことがありました。下関に行くおり私が周りがびっくりするような大きなくしゃみをしたのです、そうしましたら隣に坐っていた若者が「のど飴を差し出してくれた」のです。
また帰りには隣に坐っていた年配の方が下車するときお礼を言って去って行ったのです、このようなことは長いこと新幹線に乗っておりますが初めての経験でしたのでとても嬉しい初乗りでした。
どちらもささやかなことですが、私にとってとても嬉しいことでした、「まだまだ日本も捨てたものではない」と一人心弾ませておりました。
よくよく考えてみますとこのようなことをとっさに出来るかといいますと?でありましょう。私の前にこのような方が現れて見せて下されたのはきっとご神仏の計らいであったのであろうと思っております。
自然に善意の行動をしなさいよと、ご神仏が身を示してお手本を示されたのだと肝に銘じたことでした。
三身(さんじん)」。
何も神仏は遠い世界に居られるわけではなく、身近な世界に存在して私たちを導いて下さっております。そのことに気づくか気づかないままに見過ごしているのかは、自身の見方、感じ方なのでありましょう。
三身とは「法身(ほっしん)・報身(ほうじん)・応身(おうじん)」の事であります。法身とは「性命・性霊の本体」私たちが目にすることの出来ない世界、根源の世界。報身とは「法身が感覚的存在に発したもの様々な事象」。応身とは「法身・報身が私たちの要請に応じて形に現れたもの」であります。
常に私たちは法界の世界にあり、事象である、報身によって生かされており、私たちの願いに応じて現れるのが「応身」なのであります。
私たちの周囲には様々な姿形で御仏がその姿を現してくださっているのです。ですから善い心で日々在れば「善い人と巡り会う」こととなるのです。
意識の現象化は必ず在ることを知りましょう。良い出会いを重ねている人、逆に余り感心しない人と出会いを重ねる人の相違が「意識に在る」のです。
常に私たちは御仏に守護されていることを忘れてはならないのです。
今日は今年初の「水子供養祭」、午前10時からです、お参り下さい。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。               合掌