選ばれし者

おはようございます。

皆さんも魂の存在、魂というのは受け継がれていくと云うことはきっと信じておられることと思います。
私が日常お勤めをしております本を「行記(ぎょうき)、または「私記(しき)」といいます。これは「千年前」から「師子相承(ししそうじょう)」、師から弟子へ受け継がれたものであります。
生まれ変わり生まれ変わりして「私に至った」のであります。選ばれて受け継いだといえます。
この「選ばれた」という自覚が大事であります。
「選ばれし者」。
選ばれたという意識を確かにしますと、「誇り高く生きることを自覚」するのです。このことは今皆さんがお仕事されておられることでも同じ事が言えます。先人があったからこそ「今の仕事がある」ということです。
この自覚を持つことで仕事に対する姿勢が違ってくるのです。
このつながりが「魂による」のです。
霊性である魂は玄妙不可思議な働きがあります。私たちの気持ちでも何故今の気持ちになったのかは計りしれません、これらも皆、魂によって受け継がれたものなのです。何の指示もなく千年も前の経典を大切にまたそれに従って生きるなどと云う事はしない、出来ないのであります。
このように魂の存在を認め、今目の前にある事が受け継がれたものであることを自覚すべきなのです。自覚することで更に魂が清められ高められて新たな「幸運なる縁と出会う」こととなるのです。
日々行じています、経典の中にも書き示されているのです。「選ばし者と」、その文言を読み唱えるだけで、千年の長きにわたって受け継がれてきた魂が私を守護くださることに歓びを感じるのです。
そして日々の出会いも又魂によって出会うのだという自覚がありますから、大事に出会うのであります。
明日は「にんげん学」一宮初講座です、古典の「心学」も紀元前からの伝承であります。継続こそ「力」というのであれば、紀元前から継続している学びをしている私たちに「力がある」という選ばれし者であり、必ずやこの徳行によって己を社会を繁栄させるのであります。
今年もどうぞ誇り高く心学を学んでまいりましょう。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。               合掌