寒風が吹けばこそ

おはようございます。

「にんげん学」一宮初講座、記念すべき百回目の講座でした、皆様のお陰、また会場をご提供いただいております、一宮マツダのG社長さまのご理解の賜と感謝いたしております。これからも宜しくお願いいたします。
風の強い寒い中沢山のご参加をいただきありがとうございました。又東京の「にんげん学」講座にご出席のOさんからのご紹介で初参加の方もあり、本年初で百回目の勉強会は嬉しい幕開けでありました。
本年は継続を確かにすると云う年です、ご一緒にしっかりと学んでまいりましょう。
「寒風が吹けばこそ」。
自然の試練は多くのものを熟成させ強くします。冬枯れは多くの実をつけた植物にとって大事な「休養の季節」、大いに英気を養って「春に備える」のです、そして「満を持し」春を迎えるのです。
又寒風や大風が吹きますと自然は風に逆らわずどっしりと深く下へ下へと根を張り、大木となっていくのです。
私たちは何か困難に遭ってこそ「真価」があらわれます、時にうろたえないことです。
人間は事を始めますと早く早くと結果を求める意識が強くなり、熟成させることを忘れ、速成を願いせっかくの能力の開花を見ず、失敗するという結果を招く人があります。
自然に四季があるように、「人生にも四季があり」ます。四季の中でどの季節が一番良く、悪いというものはありません。どの季節も必要不可欠なものです。どれ一つ飛び越えても自然の運行が成らず生命の活動に支障を来すのであります。
人生も自然と同じく、四季のあることを知れば、どのような状況の中にあっても己を見失うことはなく、どのような中でも己を錬磨することを忘れないのです。
目の前のことは真実、事実であります。私たちは何かの不都合が己の身に生じますと、何で?、どうして?と「疑問を持ち」、事実を肯定しようとしません、
肯定したくない気持ちは分かりますが、事実は事実であります。
目の前の起きた現実は自分が成長進化するための必要不可欠のことであると捉える事が大事なのです。
昨日も失敗から学ぶことの大事を書きました。人生は一年一年四季があることを確かにすべきでありましょう。
今夜は「にんげん学」東京初講座、東京地区の皆さん会場でお待ちいたしております。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。               合掌