思わず出る

おはようございます。

一昨日、昨日と大寒ながら暖かな日でした。しかし油断はなりません、このように寒暖の差がありますと風邪を引きやすいですのでどうぞ体調管理を確かにしてください。
このようなことを言うのは先日風邪を引いたからです、お陰で予約していました新型インフルエンザの予防注射が出来ませんでした。
もう峠を越えたので安心しております、月末に予防注射を再度打つように予約し直しました。
梅の花も咲き始めており、春の装いが少しずつ木々に現れています。内なるものが時季が来たれば外に向けて発せられるのでしょう。
「内にかまえておもいつめたる心を志というなり。内に志しありて、外に発するを気というなり。」という微かに覚えている言葉を庭を眺めて思うところでした。
「思わず出る」。
思わず出る、などと書きますと何か変なものですが、志を内に秘めて日々在れば「気として発せられる」ということです。
志は一朝一夕にならないともいえます。一朝一夕になるのであれば志とは言わないのかも知れません。また継続するからこそ継承者も出、次代へ継続されていくものだと考えます。
志とは「受け継がれるもの」でなければならないというのが私の持論でもあります。
人生「こうあって欲しい」と願っては見ても自分の思うようにならないものです。しかし必ずや「時節は来る」のです。
春はどこにあるのだと探しても見つかるはずもなく、春は目の前にあるのです。季節が巡れば内なる芽が芽吹き、花も咲くのです。幸せはどこにあるのだと外に求めても在るはずはないのです。
内なる志を大事に目の前のことを確かにしていれば、常に「気を発して」いますから、必ずや志を達することとなるのです。
志を確かに保ち、どのような状況にあっても誠心誠意在ることが大事です。そうすることで「人生が開花する縁と巡り会うチャンスを多くする」こととなるのです。
内なる心を大事にしなければなりません。内なる心が人に対する非難や中傷であっては「気は毒を発してしまい」、良縁を「どんどん遠ざける」こととなるのです。
「内なる志が外に発するのが気」です。気は「暖気」でなければいけません。「悪気」では駄目であり、チャンスを潰すだけです。
内に良い志を保ち、いい気を発することが出来るように日々祈り、学ぶことです、そしてもちろん行動することです。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。               合掌