方向

おはようございます。

2月も早くも半分、うかうかできません。予定の進み具合はいかがですか、しっかりとあわてずに進めてください。
自分の進むべき「方向、将来の姿、イメージ」をはっきりして歩むことが大事です。また「リーダー」を目指すべきでもあります。
何故ならばリーダーを目指すこともなく上の人を批判している人が多くあるからです。人の非難や中傷からは何も生まれないのです。リーダーを目指せばこそ確かな「今を」歩むことができるのです。
また具体的に目指すことがなければ人生「どうあるべきか」も見えてこないのです。
迷い多き人生と為すのは自分で進むべき方向を持たないからでもあるのです。進むべき方向を確かにすれば迷っても「悩みとはしない」のです。
「方向」。
「武経(ぶきょう)七書」の一つであります「六韜(りくとう)」第三竜韜(りゅうとう)の巻、第十九論将(ろんしょう)篇に「リーダーの条件」が書かれてあります。リーダーとして必要な資質でもあります。
「五つの条件」
「勇、智、仁、信、忠」の五つが必要だというのです。
勇であれば、恐れを知らないので人から侮(あなど)られることはない。
智であれば、いかようにも対応ができるのでかき乱されることがない。
仁であれば、思いやりがあるので人から心服される。
信であれば、人を欺かず信頼を集めることができる。
忠であれば、二心を抱かない。
このようにあることがリーダーの条件であると、太公望(たいこうぼう)が言ったのです。しかしこれらを過剰に思いすぎれば、「過ぎたるは及ばざるがごとし」となるので要注意でもあります。
人生は確かな「目指す進路を決めて」歩むべきであります。進むべき方向を持たずにして、世の不幸を嘆いていても何もならないのです。
どのような人間となりたいのかを確かにするために日曜日の今日、静かに一考するのもよいかもしれません。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。               合掌