ありがたい

おはようございます。

今朝は福井市におります。昨日お昼1時過ぎの特急に乗り入りました。夕方からの講演のためです。20年来親しくしていただいておりますM技研のK社長様のご紹介で、今日9時からは社員の皆様に講話をさせていただき帰ります。
「ありがたい」。
有難い、という言葉は「不可思議な」という意味です。人生は「合縁奇縁(あいえんきえん)」、縁は大切にしたいですね。
そのありがたい縁を永く継続させるためには何が大切かと考えますと「お付き合いの距離」でしょう。「厚かましくならない」「行儀を悪くしない」ということです。
それと大事なのは昨日も書きましたが「学ぶ」ということです。
人様から学ぶという姿勢、態度がなければ「縁を切ってしまう」のです。縁は「お互い様の世界」でもあるからです。「あなたが在って、私が在る」ということです。この「感謝の気持ちを持続して」お付き合いをすれば「多くのことを学べる」のです。
年令を重ね、経験、体験を重ねることで見えてくることはやはり「因果の道理の確かさ」です。「こうすれば、こうなる」という明らかな「道理によって」現実となっていることが見えるのが楽しくもあるのです。
縁を縁とできない人の対人関係の姿勢は「相手より優位に立とうという姿勢が見える」のです。このような人は「相手の話を聞かず、自分のことばかりを言う」のです。そこには「相手を尊敬する」などという気持ちがさらさらにないのです。人の心を察する、察しようという気持ちがない。好かれたいという気持ちがありながら、「嫌われる行為をしている」のです。
それは「学ぶという気持ちの欠落」です。このような人は「言葉も高圧的で、見下すような言葉を出す」のです。
言葉は行動で示さなければ「虚」であります、虚であるからこそ「心に誠意と誠実さがなければ高言する」のです。
「ありがたい」という気持ちを一層大事にして謙虚にお付き合いをしたいと考えています。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。               合掌