やわらかい風

おはようございます。

弥生3月、いよいよ春です。春という言葉の響きは心に暖かさを感じ、そしてすべてのものが希望に満ちあふれる時でもあります。
草木が芽吹き生命の躍動感を肌で感じ、心が何かに衝き起こされるようでもあり、嬉しい季節です。
「やわらかさ」。
春、という言葉は大好きです。なぜかと言いますと、「優しさを感じるから」です。冬の冷たい風、そして春の優しい風、自然の風は生命をイキイキと育んでくれます。
自然の教えを教えとして行けば、人生の風がどのようであっても真摯に受け止められそうに思うのは私だけではないでありましょう。
生活の中での厳しさは避けたいのが人情ではあります、しかしそれを避けずに在れば、必ず暖かい風が吹いてくるのです。
厳しさを知り、優しさを知る。
やがて又厳しい暑さが、そして又秋の爽やかさと実りが、
生活の中で起きる様々な現象を自然と捉えることができるようでありたいと、春のやわらかな風に吹かれて思うのです。
厳しいから優しくもできる、厳しい現実から逃れようとすると、己を厳しく律することができず、人様に優しく接することもできないのです。
いろいろな人を観てきましたが、己を厳しく律する人が人様に優しく接しているのです。
春の風のように、やわらかく人様を覆い、育むことができるように在りたいと思うのです。
遠い国で又自然の驚異による被害が出ました、せめて人間同士温かく支え合いたいものです。
今夜は「にんげん学」京都講座、会場でお待ちいたしております。
今月も宜しくご愛読下さい。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。               合掌