静かなパワー

おはようございます。

春の嵐、全国が暴風に見舞われたお中日でした。そんな中、心華寺「春季・彼岸会施餓鬼法要」ご参拝ありがとうございました。また全国からご回向をお申し込みいただきました皆様、確かに供養させていただきました、お礼申し上げます。
必ずやご先祖様はお守り下さいます。今後とも大切にご信心下さいますよう。
身近な人への思いやりが身につけば仕事の世界でも人様とのお付き合いの世界でも、自然思いやりの行動となり、自然な形で受け入れられていきます。
行動がなければ説得力はなく、何事の話題も提供できないのです。
「静かなパワー」。
朝、出勤前の忙しい時間、ご先祖様への祈り。前日が遅くなるときもありましょう。仕事の代わりはありますが、家でご先祖様にお仕えし、お守りするのは自分しかありません。この代わりがいないという自覚が人生にとって、とても重要なことです。
「自分がやらずに、誰がやるのか」ということです。
ご先祖様にお仕えすると言うことは「人生に対する姿勢そのもの」なのです。自分の人生を確立するのは「自分である」ということです。
どのような事情があるにせよ、必ず、朝起きたらご先祖様へお仕えする、という行動が身につきますと、自然体で仕事の世界でも、自分に与えられた仕事を「自分のものとして」自然に確実にこなしていくようになるのです。
良い仕事、選ばれた仕事、そのようなエゴ、我の世界で仕事をしなくなるのです。
上に立つ者が、選んで仕事をするような上司であって貰っては困ります。このような上司は会社を潰し、後輩をも潰すのです。信頼を得るなどと言うことは、ほど遠い生活をしているのです。
自分のことしか考えないような上司には誰も仕えたくはないでしょう、当然です。
仕えると言うことが身につけば、静かなパワー、秘めたパワーとなり、持続力、継続力ともなり、心力が衰えるなどと言うことがなくなるのです。
逆に困難が生じれば生じるほど乗り越えようとする気力が増すようになるのです。それが仕える自覚の力です。
責任感、義務感が強く養われ、相手に喜んで貰おうとする心が自然となるからです。
ご先祖様に仕えるのは効用を願ってのことではないのですが、結果として自然体に仕えられるようになるという偉大な効用をもたらすのです。
仕えるという一点で幅広い世界の人に多くの機会、チャンスが又いただけるようになるのです。
昨日の強風で心華寺の桜もほころびました、どのような情況の中でも素晴らしいチャンスだということを教えてくれているようです。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。               合掌