天の配剤

おはようございます。

桜の花が咲きますと、やはり「花冷え」がするようです。古人はその表現の粋であったことに心の深さ、情緒の豊かさに感心するばかりです。
「天の配剤」。
私たちは常に「気を発して」います。「エネルギー、オーラを出している」のです。
ですから自分の心は真っ直ぐにしておくことが大事です。何に真っ直ぐかといいますと、自分が高めようとしている「志、学」にであります。
天は「無私(むし)」であります。天は人間のように私情を持っていません。ですから好き嫌いもせず、えこひいきもしません。
志を立て、学ぶ事は「多くの人の役に立ちたい」ということです。
ですからどのような情況、立場に立たされても己を見失うことなく、自己研鑽に励み、学ぶことを忘れなければ、必ずや「天の配剤が下され」、大いなる活躍の「場を与えられる」のです。
ですから、不遇を嘆いてはいけないのです。
不遇を嘆けば、残念ながら人情の世界では「嘆く人を嫌う」のです。
しかし「天は見ている」のです。このようなことを書きますと、何の根拠もない、感情論だと反論があるかもしれません。
しかし私は学びの中からリーダーとなった人や、何かを発明した人の多くを見て、彼等は皆、「志を信じ、学を信じ、不遇を嘆かなかった」から今日があったことを知っております。
今日の世上は厳しいものがあります。だからこそ、少し「自分のことを脇において」今日を「救うためには」という学びをすることも大事ではないでしょうか。
今夜は「にんげん学」小倉講座です。気の充実、心の妙を学びましょう。それは嘆くのではなく、未来を明るく遠望するためであります。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。               合掌