小さな辛抱

おはようございます。

3月最終日、今月も毎日のご愛読ありがとうございました。今月は体調が余りよくありませんでしたが、お陰様で欠かさず書くことができました。
どんな情況の中にあっても継続することを教えて下された師にやはり感謝ですね。
一昨日は思いがけない寒の戻り、4月新年度を迎えるに当たり、天が気合いを入れてくださったのでしょう。
「小さな辛抱が大を為す」。
論語、衞霊公第十五、二十七条に「子曰く、巧言は徳を乱る。小を忍ばざれば、則ち大謀を乱る。」とあり、
意は「孔子言う、巧みに飾って実のない言葉は、その言葉を吐く者自身の徳を乱し破り、又人の徳義をも乱し害うものである。又平素小さい事を耐え忍ぶことができないと、いざ大きな謀をなすという場合に、それを乱し妨げることとなる。」
小を忍ばざれば、則ち大謀を乱るとは、善悪共に言えることです。部下の小過に対し、それをことさらとがめ立てすることの気の毒さ、つい打ち棄てておいて、結局、大事を誤る場合もあり、せっかくの人材を逃し、つぶしかねません。
これに反して、愛情の過ぎる余り子供の教育や社員教育を強くすることができず、ついに子弟や部下の将来を誤ることなどにならないようにしなければなりません。
いずれにしても軽はずみな言葉は要注意ということです。
その過ちを防ぐには言行一致することを普段から心がけることが大事です。
一昨日入山された研修生の皆さんは夕方下山いたします。明日4月1日は入社式、今夜は早めに休んで明日を迎えましょう。
明晩は「にんげん学」一宮講座、愛知地区の皆さん4月のスタート、新しい風の吹くとき、しっかりと学びましょう。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。               合掌