自己責任

おはようございます。

4月、今月もよろしくご愛読いただきますよう。
昨日夕方帰られました研修生の皆さんお疲れ様でした。元気に明るく入社式をお迎え下さい。
また入社式をお迎えの全国の皆さん、おめでとうございます。また、進学、入学式を迎えます、学生の皆さん、おめでとうございます。
今、心の中にあります気持ちを大切に忘れずにお仕事に、学業に励んでください。
「自己責任」。
「初心忘るべからず」、多くの人が知っている言葉です。しかし、この言葉を継続することほど難しいことはありません。
新たに踏み出す一歩、一歩が偉大な人生を築き上げていくのです。「進むも、止まるも自己責任」。
論語、子罕第九、十九条に「子曰く、譬(たと)えば山を為(つく)るが如し。未だ一簣(いっき)を為(な)さずして、止むは吾が止むなり。譬えば地を平らかにするが如し。一簣を覆(くつがえ)すと雖(いえど)も、進むは吾が往(ゆ)くなり。」
意は「孔子言う、人が学を修め徳を積んで行く姿は、たとえば土を盛り上げて山を造るようなものである。いま一簣(一もっこ、土を入れて運ぶ竹製のカゴ)の土を積み重ねれば山が出来上がるというところで仕事を中止したとすれば、それは自分が止めたのであって、その止めた責任は己自身にある。又たとえれば、でこぼこの土地を平らにならすようなものである。くぼんだ土地に僅か一簣でも土をくつがえせば、それだけその仕事に進んだことであって、この場合も、自分自身の意志によって進んだのである。」
要するに、退くも進むも己自身の意志により、人によるのではない、ということです。
従って学を修め、仕事を修め徳を積む工夫は、自分の責任としてなすべきであるという「戒め」であるのです。
大いなる「初心を忘れずに」、自分自身のための工夫を修めてください。
今夜は「にんげん学」一宮講座、そして明晩は東京講座、東京の皆さん体調は回復しております。
今夜と明晩、皆様にお会いできますことを楽しみに出かけます。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。               合掌