直感を養う

おはようございます。

「にんげん学」東京講座ご出席の皆さんありがとうございました。
論語の音読を毎月一度皆さんとご一緒に行うことで心が洗われ気力を新たにできる幸せを感じます。そのことで普段の生活が迷うことなく落ち着いてできる、心を確かに持つことの有り難さを実感しております。
目先の欲に囚われない、目先の楽を願わない、いかに「人様のために在るか」を瞬時に考えられることができるのも「心学」のお陰だと感謝です。
「直感を養う」。
日々の出会いの中で人生を左右するということは事実です。千利休は出会いの精神を「一期一会(いちごいちえ)」という言葉に凝縮させました。出会いの「覚悟」です。
千利休は「茶を通して、出会うすべての人を楽しませるため」に出会い、「出会いにすべてを尽くした」のです。
人様から「得るため」ではなく、「喜んで貰うため」に出会いに誠心誠意を尽くした。だからこそ又多くの物を得て、未来、将来への「ヒント」とできるようになったのです。
与えて得る、という出会いをしたのです。だからこそ、人として、茶人として大成したのです。
人間関係にはこの「順序」が大事です。得てから与える、では逆なのです。そのような出会いからでは世界も広がらず、未来への展望も開かれないのです。
人間関係を確かなものにするために、「人様のためになるには、どうすればよいか」という「思いを常に胸に抱き」出会いをすることです。この思いは「未来への思い」です。
その思いを常にすることで「直感が磨かれ」、相手の雰囲気や言葉から「相手の心を察することが可能となる」のです。人を思う心を常に致しましょう。
今日は一番の新幹線で宇治へ帰ります。昨日から新入社員研修の皆さんが入山しています。帰りまして皆さんにお話しをさせていただき、お役に立ちたいと思います。
明日は第一日曜日ですので午前10時から心華寺「月例、幸福開運護摩祈願祭」です。合わせまして「お花祭り灌仏会(かんぶつえ)」を行います。
4月8日はお釈迦様のお誕生日です。誕生祝いが「お花祭り」です。私たちにはそれぞれに「素晴らしい花が咲く」のです。そのことを体現くだされたのがお釈迦様です。
お釈迦様のご縁に与りますようにと、ピカピカの新一年生のお子様に、ご本尊「金港辯財天様」の「学業成就、心身の健康」のご利益があり、ご守護が得られます、「お守り」と「文房具」を無料進呈、授与いたします。どうぞ有縁の方で新一年生のお子様がありましたら、お申し込み下さい。皆様のお参りをお待ちいたしております。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。               合掌