子供は国の宝

おはようございます。

今日は心華寺「月例、幸福開運護摩祈願祭」、そして「お花祭り」を行います。午前10時からです、どうぞお参り下さい。
「子供は国の宝」。
人生を順風満帆に何事もなく送りたいと願うのは、人情のなせることで、誰しも願うところでありましょう。しかしなかなかに順調とは行かないのが人生でもある訳です。
そこで大切なことが、「夢を忘れない、志を失わない」ことです。
花祭りはお釈迦様の誕生を祝福するためであります。「人生は可能性がいっぱいあるよ」と身を以て示して下されたのがお釈迦様です。
何度も書いていますが、「失敗はチャレンジすればこそ」です。チャレンジもせずでは失敗とは言わないのです。
お釈迦様がお生まれになったとき、竜王が天から甘露の雨を降らせ、地上の花々が咲きほころび、祝福されたと伝えられています。その伝説から「誕生仏」に「甘茶を灌ぐ」のです。
誕生するや、すっくと立ち上がり、七歩歩まれ、天地を指さされ、「天上天下唯我独尊(天にも地にも我れ独り尊し)」と宣言されました。
これは「自分だけが尊い」という意味ではありません、人間は「皆等しく尊いものだ」、「素晴らしい花が咲く能力が内在している」ということを示されたのです。そして言ったことを行い、人に尽くす「慈悲の言葉と行動」で、多くの人を安定の世界へ導いて下されたのです。
そのような大人になって欲しいと念じ、例年、新一年生のお子様に祈願しました、「お守りと文房具」を進呈させていただいているのです。
この世の争いは「我欲から」です。私たち大人がお互いを支え合う言葉と行動を子供達に示し、立派な大人、社会を安定に導くための「学問」をして欲しいと願うのです。
お誕生仏に甘茶を灌いで手を合わせ、人様と共に幸せになりますように、とお祈りいたしましょう。そして新一年生のお子様を祝福いたしましょう。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。               合掌