失敗しても

おはようございます。

桜の花を見ておりますと、小鳥たちが花をついばんで楽しそうです。その姿を見て一人微笑んでいます。
私たちにも桜は喜びを与え、小鳥たちにも、目には見えませんが、虫たちにも喜びをあたえているのかもしれません。このように見ていきますと、私たちも、無意識な中でいろいろな喜びを人様にあたえているのかもと思い喜び、日々大切にしなければと思うところです。
「失敗しても」。
世の中には器用な人もおれば、不器用な人もおります。さしずめ私などは不器用代表人間。不器用だからこそ「一つのことをやってきた」のです。
不器用大賛成、バンザイです。
あれも、これもと思うのも人間、これはこれで人様の優れたところを見られますから楽しいことです。しかし人様を見ておりますと、やはり、すぐれている人、輝いている人は、皆さん「一つのことをやっている」のがわかります。
人は人と比べることで「苦しむ」ということをしている方がおります。
その気持ちはわからないことではありませんが、その気持ちを、少し転じて、自分のことを考えるようにしましょう。
自分のことを考えるということは、自分の中で「何ができるか」です。何ができるかといいますと、何に「一生懸命」になれるかということです。
その一生懸命にやれることを「愚直にやる」ことです。
人と比べる心は、反面とても素晴らしい気持ちでもあります。なぜ素晴らしいかといいますと、できない自分が「恥ずかしい」という「恥を知る、心を持っている」ということです。
だからこそ「懸命にやれる一つのことを」愚直にやり通すことが大事なのです。古来から今日まで、名人上手と言われる人や、信頼を厚くしている人達は、皆さん不器用に一つのことをやって、失敗を重ねて、名人上手と言われるようになったり、信頼を厚くしたのです。
なぜそれをやれたのでしょうか、「恥ずかしい気持ちが」やる気を失わせなかったのです。
恥ずかしいという気持ちから、今まで逃げてきた人は、その恥ずかしい気持ちを大事に、一度の失敗にめげずに不器用に、できることを、継続してください。そうすれば、必ずや素晴らしい花が咲くのです。
そうすることで、桜の花を見て、様々な角度から喜ぶように、あなたの真摯で愚直な姿を見て喜び感動する人が目の前に現れるのです。そして大きなチャンスを与えられるのです。自分が自分を信じることが人生を大きく育てていくのです。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。               合掌