行動が先

おはようございます。

今朝は静かな朝を迎えております。研修生は昨日、午前中と、午後3時前に元気に下山しました。
皆さん元気にご活躍下さい。掲げた目標に真っ直ぐに邁進くださることを念じております。私も皆様にお話しをした人間として恥ずかしくないように精進いたします。成長した姿をいつの日か拝見したいものと願っております、又お会いいたしましょう。
「行動が先」。
論語、為政第二、十三条に「子貢(しこう)、君子を問う。子曰く、先ず其の言を行いて、而(しか)る後に之に従う。」とあり、
意は「子貢が君子の態度について質問した。これに対して孔子は、君子は実行を先にすべきものである。あることを口にしようと思えば、まず以てそれを行いにあらわし、その後にいうべきはいうものである、と教えた。」
私たちは普段何気なく、行動よりも先に言葉を発してしまうことの方が多いのではないでしょうか。
「言葉の先に行動がある」ことを認識せず、「言葉を先に発し」、私たちは「できないことを多くしている」自分を曝しているのです。そして自らの信を自ら貶めているのです。
このことを認識せずにして、言葉を信じて欲しいと願っても「無理がある」のです。
又、行ったことを後から必ず口にするという意味でもありません。
そのようなことを行えば、嫌みでしかありませんし、自慢話をされることほど嫌なものはないのです。
ただ「言葉の先に行動が在ることが大事だ」、と孔子は教えているのです。
人生に対する態度はとても大切です。せっかくの能力が誤解されるようであってはならないのです。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。               合掌