自覚

おはようござます。

昨日の宇治はまぶしいくらいの素晴らしいお天気。一週間曇りや雨が続いていたこともあったのでしょうが、やはりお天気というものはありがたいものです。
日本列島は長いですね、東京には41年ぶりというこの時期に雪が降り、驚きました。
火山の爆発、地震と世界各地で大地が鳴動しております。自然の前に人間の力がいかに小さいものかを知らされます。
身近なところで自然を敬い、大切にしてまいりましょう。
毎月開催されます「M&Uスクール」が一泊二日で昨日から開講されています。受講者の皆さん今夕までしっかり学び、それぞれの立場に帰ってから社会の安定のためにリーダーシップを発揮してください。
「自覚」。
昨日は「自分に習う」ことを書きました。これは「自覚すること」でもあります。
「射は君子に似たるあり。諸(これ)を正鵠(せいこく)に失えば、諸をその身に反求すればなり。」(中庸)。
自覚することがなぜ大切かと申しますと、「目標がなければ」、「知識を得ようがない」、「磨きようがない」からです。
先の中庸の言葉は、孔子の言葉です。意は「射の技は、ちょうど君子の道に似ている点がある。射では、矢を射て万一的に中らなかった場合には、その原因を射者自身の上にふり返って省み求め、責めを他人に帰するようなことを決してやらないからである。」。
人生を確立するために、自己省察なしでは、決して確立はないのです。
孟子も「仁者は射の如し。射る者は己を正しうして発す。発して中らざれば、己に勝つ者を怨みずして、諸(これ)を己に反求するのみ。」。と言っており、これまた、自己省察の大事を言っているのです。
グチ、不平、言い訳は、すべて「自覚の欠落」です。人生はだれのものでもなく、自身のもの、しっかりと目標を立て、邁進しましょう。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。               合掌