人生の勝利

おはようございます。
愛宕寺「月例・幸福開運護摩祈願祭」ご参拝ありがとうございました。毎月24日は愛宕寺のご縁日、愛宕寺のご本尊様は「火防大将軍(かぼうだいしょうぐん)」、将軍地蔵様です。馬に乗っておられる雄壮な姿をしておられます。
軍神でもあり、火伏せの神でもあり、万物を産み出す神であります。祈れば必ずご利益があります。是非来月もお参り下さい。お商売をなさっています皆様には一層のご利益があります。
「人生の勝利」。
勝つにはやはり、運任せでは勝てません、織田信長桶狭間で「幸運な勝ちを収め」た後、緻密な勝利、必勝を願って訓練を怠らず、準備を怠らず、学びを怠らず戦いを勝ち抜いたのです。
今日は戦とは違いますが、人生の勝利を目指さなければ行けません。そのためにはやはり、ラッキーな勝利を願っているようではいけません。学び、訓練、準備を怠らないことです。
論語、陽貨(ようか)第十七、二条に「子曰く、性相近(せいあいちか)き也(なり)。習(なら)い相遠(あいとお)き也(なり)。」。
意は「孔子言う、人間の天性(これは恐らく気質をも含めて言ったものでありましょう)は、甲の人と乙の人との間に大差のあるものではなく、大体似たり寄ったりのものである。ただその後の習慣によって甲の人と乙の人との間に大きな距離の差が作られて行くのである。」。
これは、習慣は第二の天性なりと言われるほど人の性行を左右するものである、との教えであります。
行動の方向を決めるのは「意志」です。意志を固めるのが「知識」です。技術や知識を豊富にしても、それを生かす行動力とするには、やはり「道理に沿った意志力」であります。
慢心した信長が本能寺で倒れたことは「心情を学ばなかった」、「大人を学ばなかった」、「リーダーを学ばなかった」ことが原因です。明晩は「にんげん学」小倉講座。
頂点に立って恥をかくリーダーの多い昨今、このことは何を示唆しているのでしょうか、「心学を学べ」、「修己治人の学を学べ」、と示唆しているのです。
頂点とは、その時、その時に於いて存在するのです。小さな頂点もあれば、更なる頂点もあるのです。途中で倒れる人はその時、その時の頂点で「慢心するから」であるのです。
明晩「にんげん学」小倉講座でお会いいたしましょう。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。               合掌