言い訳をしない

おはようございます。

今日から4月の最終週。毎日、毎週、毎月、始まって終わりがある。解っていながらも、漫然と過ごしてしまうときもあります。余り汲々とするよりはいいのかもしれませんが、何も考えないというのも、いかがなものかとも思います。
新入社員の皆様も会社に馴染んできたのではないでしょうか、「こんなもんだ」、とは考えないことが大事です。世間をなめると言うことは、自分を疎かにするということになるからです。
「言い訳をしない」。
論語、子張(しちょう)第十九、八条に「子夏(しか)曰く、小人の過ちは、必ず文(かざ)る。」。
意は「子夏言う、過ちは君子も小人も共に免れぬところであるが、小人の場合は、悪いことには、必ず自分の犯した過ちをあれこれ繕(つくろ)い飾って、過ちそのままの姿で人前にあらわすことをしない。」。
これは飾ることによって人に弁解し、己に弁解しようとするのですが、実は人を欺き、己を欺くものであって、一層の過ちを加えるものであることを悟らぬ訳です。
過ちを言葉で飾り、言い訳をして、一時はその場逃れができるかも知れませんが、過ちを過ちとして認め改めることがなければ、再び過ちを犯す習性を作り出すことになるという、戒めを説いたものです。
人生の多くは「失敗から学ぶ」のです。
その失敗や、過ちを認めず、繕ったのでは自ら堕落の道をひた走りに走ることとなるのです。今夜は「にんげん学」小倉講座、己を学び、戒める学をご一緒しましょう。
4月の最終週です、新人の皆さんも先輩の皆さんも、それぞれに心に期するものがあったことでしょう。それを確かにするためにも真実の言葉に触れることで確信ができます。会場でお待ちいたしております。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。               合掌