勇気

おはようございます。

良いお天気が続いておりましたが、週末はお天気は下り坂のようです。人生も晴れのち曇り、曇りのち晴れ、といったようにあるのでしょう。その時々で一喜一憂しながらも、自分を見失うことのなく、確かに磨いていくようにしたいものです。
私たちの感情、感覚は敏感にできております。何故敏感なのでしょう、それは自身を守るためです。長い人生を過ごす上で己を守るために何事にも、確かに反応、対応しなければなりません。
「後悔先に立たず」。誰しも後悔するような人生を送りたい、などとは考えていません、が、しかし後悔するのも人生です。後悔するからこそ、体験、経験から反省し、学ぶことが大事なのです。
「仁者は勇有り」。
論語、憲問第十四、五条に「子曰く、徳有る者は必ず言有り。言有る者は必ずしも徳有らず。仁者は必ず勇有り。勇者は必ずしも仁有らず。」。
意は「孔子言う、道徳を備えた人は、中に立派なたくわえがあるから、その人には必ず善言がある。これと反対に、善言をはく人が必ずしも常に有徳者であるとはいえない。巧言令色によって外を飾る人も存するからである。仁者は必ず勇気がある。心に私の患(わずら)いがないから、義を見れば必ずなさんとする。そこに仁者の勇が生ずる訳である。これとは逆に、勇気ある者が、常に仁徳ある者であるとは限らない。中には血気の勇の如き、道を外れた勇もあり得るからである。」。
この孔子の言は、人を見る法を述べています。社会は対人関係で成り立っています。そのような中、いろいろな人との出会いよって、仕事となったり、仕事をして貰ったりしているのです。
言えることは、安心して長くお付き合いができる人間関係を結ぶことにあります。そこで会話、対話を通して「仁が有りや否や」を確かにしてこそ、長いお付き合いが可能となるのです。
そのためにも先ず自らが「仁道を歩む」ことです。仁道を歩めば真の勇気が自然に身につくのです。身についた勇気が、言葉だけ善言を言うというような人を遠ざけるようにもなるのです。
確かな道を歩む勇気が後悔を少なくし、自然繁栄の道を歩むこととなるのです。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。               合掌