争わず

おはようございます。

6日ぶりに宇治に帰って来ました。宇治もやはり肌寒さを感じます。気温の変化に体調管理を大事にしてください。
行雲流水、どこに行っても我が家、わが人生が目の前にあると考えています。少しかっこよすぎますが、どこにいても全力で在りたいという気構えです。
成功、不成功、良し悪しなどは考えず、できることを精一杯行う、そしてそこから学ぶ、これだけです。どこにあっても素晴らしいのです。そこに人の営みがある、そして皆さん精一杯生きている。
愚痴はいけません、愚痴からは何物も生まれません、グチを言う暇があったら、明日への工夫、今の工夫をすべきです。工夫をしていれば自然楽しくなるのです。未来を思うことほど楽しい事はないのですから。
「争わず」。
人の価値観は多様です。人と話し意見が違うのは当たり前の当たり前、人は自分と意見が違うと、直ぐ熱くなり、議論をしてしまいます。議論はそれなりに意味はありますが、それ以上に大事なのは、「行動」です。
幾ら議論に勝っても行動がなっていなければ、恥を大きくするだけであります。話をして激怒したり、人様と争うということは己の心に迷い、惑いが生じたればこそです。何のための議論かを忘れ、ただ単に自分の考えが正しいと考えて話すようであっては、反論があれば争ってしまうのです。
論じれば論じるほど、行動による工夫は生ぜず、悩みの落とし穴にはまるだけとなるのです。
悩んで停滞している人の共通項は「話し好きだ」ということです。持論はそれはそれで結構なのですが、持論を認めて貰わなければ行動がない、というのでは「悩みを深くする」だけなのです。
人はどこにいても、どのような情況の中にあっても、「できることはある」のであって、価値あるものです。自分自身に価値を認めているのであれば、ダイヤモンドが地中にあっても、地上にあってもダイヤモンドあるように、価値はあるのです。
ところが頭の中で考えて、行動もなく、工夫もなければ未来は閉ざされたままとなるのです。未来を思い今を大切にしましょう。
ヒンヤリとして空気が張りつめている感じです、今朝の護摩の炎がきっときれいでしょう。今日も皆さんの幸せをお祈りします。週末元気にお仕事下さい。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。               合掌