一歩の大事

おはようございます。

夏になりますと毎日のように蚊に献血をしております。ご本尊様は蚊にもパワーを与えるようで、刺されますととてもかゆく忍耐の修業になっています。またお勤めの時には衣まで汗でぐっしゃり、サウナに入らずとも汗だくとなり、これまた辛抱。
季節毎にいろいろ自然の試練があり、この試練が思いがけない試練の役に立つのですから、無駄な忍耐は何一つないということでしょう。
試練を試練と受け止めた人が新たな工夫や発想を生み出すものです。同じ試練や苦しいことが起きないようにと「対策を講じる」、試練の大小ではなく、どんな小さな試練でも対策をすることが同じような試練を受けないようにもなり注意深くもなるのです。そして思いがけない発想を生むことにもなるのです。
「一歩の大事」。
「千里の道も一歩から」という言葉があります。一歩を積み重ねていくことによって到達するということです。誰でもご存知の言葉ですが、どのような情況の中でも一歩を踏み出していますか?いかがでしょう。
一事に専念しない者は目標に到達するはずがないのです。たかが蚊というなかれです。蚊に刺されて修業を嫌がるものがおるが如く、目に見えない努力を積み重ねない者には、栄誉などはおとずれないのです。
目につかぬところで仕事の手を抜く者には、輝かしい成果もないのです。人目のないところでも手を抜かない、気を抜かない。仕事がない、ないと言って何の行動もしないでは事は始まらないのです。
理屈でないところでイヤになってはいけません、理屈も通らないようなことで道をそれるなどという話は山というほどあるのです。
どこにいても自分が行っていることを忘れてはならないのです。天知る、地知る、我知る。一歩を踏み出さないのは自身であるのです。
今夜は「にんげん学」京都講座です。京都地区の皆さん会場でお待ちしております。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。               合掌